事務長ってどんな仕事?と聞かれます。

院長先生方からも、事務長さん自身からも、「事務長の仕事ってなんですか?」と、非常によく聞かれます。

なので、「COOですよ」と伝えると、「COOってなに?」と。

COO (最高執行責任者)はCEO (最高経営責任者)の下で、経営方針に基づいて業務を執行する責任者です。CEOは会社の経営戦略を立案し、最終的な決定権を持ちます。COOは、CEOが定めた戦略を現場で実行していく役割を担います。

note:COOって知っていますか?

院長先生!COOって知ってますか?クリニックにNo.2が必要な理由。|あつお 事務長の育成・支援専門のコーチング・コンサルタント

院長先生こんにちは。あつおです。<こんなこと>をしています。 中小クリニックの院長先生向け25ネタ目です。100ネタ目指して時間を見つけて書いています。 今日は…

こちらがご参考になれば。

院長がCEOで、事務長がCOOです。ここは変われませんし、変わるべきではないです。

私がどんな仕事をさせていただいているかというと、まずは現場の問題点を洗い出して、職員さんの困っていることを解決します。そうすることで信頼を得て、大きな一歩が踏み切れるようになります。いきなり「新しい診察を行いましょう!」など振り切ったことをしても、職員さんはついてきてくれません。なんなら退職届が出てきてしまいます。そうならないように、慎重にことを運び、気がついたら皆が院長先生を応援してくれるような組織を作っていきます。

開業時点などでしたら最短で半年くらい。医院継承などの高難易度の場合には2~3年は伴走させてほしいです。もちろん契約終了で終わりでも良いですが、その後もよい関係が維持できたらいいなと思っています。

ただ、誤解していただきたくないのは、私が入ったからといっても、実行するだけの時間はありません。各種コンサルを使ったり、人材を採用したり、当社にお支払いいただく金額よりも大きな支出が伴うことがほとんどです。

それでも多くのクリニックでは、前年比130~300%程度の成長が期待できますし、なにより院長先生にゆとりが生まれます。

そのゆとりは、職員にも、患者さんにもやさしくなれる元ですし、その時間を活かして経営を学び、外部CFOの力を頼らずとも経営ができるようなところを目指していただきたいです。

じゃぁ、結局貴方は何をするのよ?というと、院長先生の相談役といったところ。希望を叶えるために何をすればいいのか、案を出して実行する方法を一緒に考えます。

投稿者プロフィール

須藤 篤
須藤 篤
SEとして10年以上、業務設計や経営データ分析に従事。MRとして5年間、クリニックの開業・継承も経験。その後、医療法人にて実務と事務長業務を10年担当。現在は合同会社ビバウェルを設立し、クリニック専門の経営支援・事務長フォローを展開中:https://vivawell.jp

Follow me!